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GA4の使い方を初心者向けに完全解説|アカウント設定・レポートの読み方・データ分析まで

  • 3月18日
  • 読了時間: 19分
GA4完全解説

※この記事の挿絵はNotebookLMを使用して作成しています。


「GA4(Google Analytics 4)を導入したけれど、どこから手をつければいいかわからない」

「レポートのタブが多すぎて、どの指標を見ればいいか迷っている」

——そう感じているウェブサイト運用担当者の方は少なくありません。


GA4はウェブサイトに訪れたユーザーの行動データを収集・集計し、ビジネスの成果につなげるためのアナリティクスツールです。

しかし、導入しても設定が不十分なまま放置されているケース、レポートを眺めるだけで終わっているケースが多く、本来の機能を活かせていない企業が大半というのが実態です。


UAからGA4へ

2024年にユニバーサルアナリティクス(UA)が完全終了し、2025年以降はGA4が唯一の標準アナリティクスプラットフォームとなりました。

2026年現在、GA4の利用は当たり前になりつつありますが、その機能を正しく使いこなしている担当者はまだ少ないのが現状です。


この記事では、GA4の使い方を初心者向けに、アカウント・プロパティ・ストリームの構成から、各レポートの指標の見方・読み方、チャネルや参照元の把握方法、コンバージョンの設定、Googleサーチコンソールとの連携、そしてデータをマーケティング施策の改善アクションに落とし込む方法まで、順を追って分かりやすく解説します。


GA4を始めて間もない方はもちろん、従来のUAから移行してきた方、BtoBのウェブサイト運用に携わる方にもおすすめの内容です。



目次



1. GA4とは?アナリティクスツールとしての概要と基本概念


GA4を解読する3つの視点

GA4(Google Analytics 4)は、Googleが無料で提供するウェブサイト・アプリのアクセス解析ツールです。


サイトに訪れたユーザーの足跡をデータとして蓄積し、「どこから来たか」「どんな人か」「サイト内で何をしたか」「最終的に成果(問い合わせ・購入など)につながったか」を可視化してくれます。



旧バージョンのユニバーサルアナリティクス(UA)はすでにサービスを終了しており、現在はGA4が標準のアナリティクスツールとなっています。


UAとの大きな違いは「イベントベースの計測モデル」を採用している点で、PV(ページビュー)・スクロール・クリック・ファイルダウンロードなど、あらゆるユーザー行動をイベントとして統一的に扱います。

また、GA4はAIを活用した予測分析機能(予測指標)を新たに搭載しており、購入確率・離脱確率などの予測データも確認できます。従来のUAにはなかった高度な分析機能が充実しており、ECサイトやBtoBのウェブサイト運用においても活用の幅が広がっています。


GA4のホーム画面を開くと、直近のアクティブユーザー数・キーイベント数・新規ユーザー数などの指標が一目で把握できる概要レポートが表示されます。

画面右上のカレンダーアイコンから期間を指定することで、任意の期間のデータを表示することができます。まずはホームの概要を見渡し、全体のトレンドを把握するところから始めましょう。


■GA4で把握できる3つの基本視点

視点

内容

具体例

どこから来た? (流入・チャネル)

ユーザーがWebサイトに訪れた経路・チャネル

検索・SNS・広告・参照元など

どんな人? (ユーザー属性)

ユーザーの特徴や環境

地域・デバイス・年齢・性別など

サイト内で何をした? (行動・CV)

閲覧ページ・行動・コンバージョン

表示回数・離脱・問い合わせなど

まず「何を知りたいのか」「どの指標を改善したいのか」という目的を持つことが、GA4活用の第一歩です。目的なく数値を眺めるだけでは、Webサイトの改善もマーケティング施策の評価もできません。



2. GA4のアカウント・プロパティ・ストリームの構成を理解する


GA4の構成

GA4を正しく使うためには、まずアカウント・プロパティ・ストリームという3層構成を理解することが重要です。それぞれの役割と関係性を把握することで、複数サイトの運用や計測環境の構成がスムーズになります。


■アカウント

GA4の管理の最上位層です。

通常、1つの企業・ビジネスに対して1つのアカウントを作成します。

担当者ごとのアクセス権限もアカウント単位で管理します。


プロパティ

アカウントの下層に位置し、計測対象のWebサイトやアプリに対応する単位です。

1つのプロパティに対してGA4の計測設定・レポート・コンバージョン定義などが紐づきます。

複数のWebサイトを運用している場合は、サイトごとにプロパティを作成するのが基本です。


ストリーム(データストリーム)

プロパティの下層にあり、実際にデータを収集するソース(WebサイトやアプリのURL)を指します。

Webサイトの場合は「ウェブストリーム」を追加し、計測用のタグ(グローバルサイトタグまたはGoogleタグマネージャー)をWebサイトに設置することでデータの収集が開始されます。

ストリームごとにパラメータや計測設定をカスタマイズすることも可能です。

📌 ポイント

アカウント→プロパティ→ストリームの3層構成を把握しておくと、担当者の権限管理や複数サイトの環境構成がスムーズになります。


3. GA4の初期設定と環境構成で必ずやること


GA4を導入したら、正確なデータを取得するために以下の初期設定を必ず行いましょう。

設定が不十分なままだと、ノイズの多いデータを分析することになり、判断を誤る原因になります。


設定項目

内容・目的

内部トラフィックの除外

自社のIPアドレスを登録し、担当者・運用メンバーのアクセスを計測から除外する。集計結果の精度を高める。

クロスドメイン設定

複数のドメインにまたがるWebサイトを1つのプロパティで計測する場合に必要な構成。ユーザーの行動が途切れずに集計される。

除外する参照リスト

決済サイト(PayPalなど)への移動後に戻ってきた際、参照元が上書きされるのを防ぐ設定。アトリビューションの精度を保つ。 ※アトリビューション→どのページから流入して成果につながったのか

データ保持期間の更新

デフォルトは2ヶ月。 探索レポートで長期間のデータを分析するためには14ヶ月に変更することを推奨。

Googleシグナルの有効化

ユーザー属性・インタレストカテゴリの取得に必要。 Google広告との連携やリマーケティングにも影響する。


ボタンクリックや独自のカスタムイベントを細かく計測したい場合は、Googleタグマネージャー(GTM)を併用するのが一般的です。

GTMを使えば、HTMLを直接編集せずにトラッキング設定を追加・更新できるため、担当者の運用負荷を大幅に削減できます。



4. 主要レポートの種類と指標の読み方


ユーザー像と流入経路の特定

GA4の左メニュー「レポート」では、Webサイトの健康状態を確認するためのさまざまなレポートにアクセスできます。

初心者が最初に押さえるべきレポートと指標を順に解説します。


① リアルタイムレポート

現在Webサイトを閲覧しているユーザーの状況をリアルタイムで確認できるレポートです。キャンペーン施策の実施直後や、SNS投稿後のアクセス急増をその場で検知するのに役立ちます。

ユーザーのいる地域・閲覧しているページ・流入チャネルなどをリアルタイムで把握できます。


② ユーザーレポート(属性・テクノロジー)

ユーザー属性レポート:

Webサイトに訪れているユーザーの年齢・性別・地域・インタレストカテゴリなどの情報を確認できます。

自社が狙っているターゲット層が実際に訪問しているかを評価し、想定とズレがある場合は改善のヒントになります。


テクノロジーレポート:

ユーザーが使用しているOS・ブラウザ・デバイスカテゴリ(モバイル・PC・タブレット)の環境を確認できます。「モバイルからの流入が多いが、平均エンゲージメント時間が短い」といった傾向が見えた場合、スマートフォン向けのUI改善が優先課題になります。


③ 集客レポート

ユーザー獲得レポート:

ユーザーが初めてWebサイトに訪問した時のチャネル(ユーザーがサイトに来た経路)・参照元を把握できるレポートです。 トラフィック獲得レポート:

初回に限らず、すべてのセッション(訪問)の流入元を網羅して集計します。

チャネル名

意味・内容

Organic Search

Googleなどの検索エンジンからの流入。サーチコンソールと連携することでクエリ・キーワード単位の詳細情報を取得できる。

Paid Search

Google広告などのリスティング広告経由の流入。Google広告と連携することでキャンペーン・キーワード単位のパフォーマンスを確認できる。

Organic Social

TwitterやFacebookなどのSNS経由(広告なし)の流入。

Paid Social

FacebookやDisplayネットワークなどのソーシャル広告経由の流入。

Referral

他Webサイトのリンクからの参照経由の流入。参照元のドメインを確認できる。

Direct

ブックマークやURL直接入力による流入。参照元情報が取得できないセッションも含む。


④ エンゲージメントレポート

エンゲージのあったセッションとは、「10秒以上の滞在」「コンバージョン発生」「2ページ以上の表示」のいずれかを満たしたセッションです。

この条件を満たした割合をエンゲージメント率と呼び、ユーザーがコンテンツに本当に関与しているかを評価する指標となります。


💡 改善優先ページの見つけ方

セッション数(表示回数)が多いのにエンゲージメント率が低いページは、ユーザーの期待と内容がズレている可能性が高いため、優先的に改善すべきページです。


ランディングページレポート:

ユーザーがWebサイトを訪れた際に最初に表示したページがわかります。

必ずしもトップページから訪問するとは限らないため、流入が多いランディングページを特定して改善の優先度を決めることが重要です。


平均エンゲージメント時間:

そのページが平均で何秒間閲覧されていたかを示す指標です。コンテンツのボリュームに対して極端に短い場合は、読まれていないサインとして改善が必要です。



イベントレポート:

GA4では、  

・ページビュー(page_view)

・初回訪問(first_visit)

・スクロール(scroll)

・ファイルダウンロード(file_download)

・外部リンククリック(click)など


が自動で計測されます。スクロールイベントはページの90%まで到達した時点でカウントされ、コンテンツが最後まで読まれているかの評価指標になります。カスタムイベントを追加することで、独自のボタンクリックやフォーム送信なども計測できます。



⑤ ユーザーライフサイクルレポート

GA4では「ユーザーライフサイクル」という軸でレポートを分類しており、「集客」「エンゲージメント」「収益化」「維持率」の4つのカテゴリで構成されています。 

特に維持率レポートは、新規ユーザーと既存ユーザーの比率・リピート率を把握するのに便利で、コンテンツやサービスのライフタイムバリュー(LTV)向上を目的とした施策の評価にも役立ちます。ユーザーライフサイクル全体の流れを把握することで、どのフェーズに課題があるかを適切に判断できます。



5. 集客チャネル・参照元・キャンペーンの分析方法


集客レポートでは、どのチャネル・参照元からのユーザーが成果につながっているかを評価できます。

単に訪問数(セッション数)を確認するだけでなく、チャネル別のコンバージョン率やエンゲージメント率を比較することで、マーケティング施策の費用対効果を正確に把握できます。


UTMパラメータでキャンペーンを識別する

UTMパラメータとは、URLに付ける“分析用のタグです。

メールマガジン・SNS投稿・ディスプレイ広告など、GA4が自動で識別しにくいチャネルからのアクセスを正確に計測するためには、URLにUTMパラメータを付与します。utm_source(参照元)・utm_medium(メディア)・utm_campaign(キャンペーン名)の3つが基本パラメータです。これにより、GA4の集客レポートでキャンペーン単位のパフォーマンスを詳細に集計・評価できます。


アトリビューションでコンバージョンの貢献を評価する

アトリビューションとはコンバージョンの貢献度をどの流入に割り当てるかという考え方です。

GA4では、コンバージョン(成果)に至るまでに複数のチャネルを経由するユーザーのアトリビューション(貢献度の配分)を設定できます。

デフォルトは「データドリブンアトリビューション」が採用されており、各チャネルの貢献度を機械学習で評価します。Google広告のリスティング広告やDisplay広告を運用している場合、アトリビューション設定がROASの評価(投資効率を見る指標に直結するため、担当者は必ず確認しておくべき項目です。



6. コンバージョン(キーイベント)の定義と設定方法


コンバージョンの定義

GA4では、ウェブサイトの成果となる行動(問い合わせ・資料請求・購入・会員登録など)を「キーイベント」と定義し、専用の計測対象として設定します。

キーイベントを正しく設定することで、どのチャネル・どのページがビジネスの成果に貢献しているかを正確に評価できます。


なお、キーイベントの名称はGA4への移行・アップデートに伴い「コンバージョン」から変更されたものです。

レポートの表示上は「キーイベント」として出てきますが、意味は従来のコンバージョンと同じと理解して問題ありません。


ECサイトであれば「purchase(購入完了)」、BtoBのサービスサイトであれば「generate_lead(問い合わせ)」などが代表的なキーイベントの例として挙げられます。


基本的な設定手順

  • GA4の管理画面「プロパティ」設定から「最新のイベント」一覧を開く

  • 自動計測されているイベントの中から、成果として計測したいものの星マークをクリックする

  • 設定が完了したら、レポートの「コンバージョン」タブで結果を確認する



サンクスページをキーイベントとして設定する方法

•       管理画面の「イベント」から「イベントを作成」を選択して開く

•       条件として「page_location」に特定のURL(例:/thanks)を含む場合、と定義する

•       作成したカスタムイベントをキーイベントとしてオンにする



注意点:キーイベントの数は絞り込む

キーイベントはすべてのイベントをオンにすればよいというわけではありません。数が増えすぎると、どのキーイベントが本当に重要かが分かりにくくなり、レポートの見やすさが損なわれます。そのため、会社・ビジネスの軸となる成果アクションを2つ〜4つ程度に絞り込んで設定するのが、運用上のコツです。


✅ ポイント

キーイベントは「そのウェブサイトの存在意義・ビジネスゴールに直結するアクション」を定義します。闇雲に数を増やすのではなく、事業目標から逆算してカテゴリを絞って設定しましょう。



7. Googleサーチコンソール・Google広告との連携


外部ツール連携

GA4単体でも多くのデータを把握できますが、Googleサーチコンソール(Search Console)やGoogle広告と連携することで、より詳細な情報を取得できます。


Googleサーチコンソールとの連携

Googleサーチコンソールと連携すると、GA4のレポート内に「検索クエリ」「クリック数」「表示回数」「平均掲載順位」などのSEO指標が追加されます。

これにより、どのキーワード・クエリでユーザーが流入しているかを、GA4のコンバージョンデータと組み合わせて評価できます。


連携手順は、GA4の管理画面「プロパティ設定」→「Search Consoleのリンク」から対象のコンソールプロパティを選択するだけです。

連携後は「集客」→「検索クエリ」レポートで確認できます。



Google広告との連携

Google広告と連携することで、リスティング広告・Display広告・キャンペーン単位のパフォーマンスをGA4のレポート内で集計・評価できます。

クリック数・コンバージョン数・コンバージョン率などの指標をGA4で一元管理でき、広告担当者がキャンペーン最適化の提案を行う際に非常に有効です。

また、GA4で定義したキーイベント(コンバージョン)をGoogle広告にインポートすることで、広告の最適化シグナルとして活用できます。


Facebook・TwitterなどのSNS広告との連携

FacebookやTwitter(X)などのSNS広告はGA4との直接連携機能がないため、UTMパラメータを活用して計測します。

各SNS広告のリンクURLにutm_source・utm_medium・utm_campaignパラメータを付与することで、GA4の集客レポートでSNS広告別のパフォーマンスを評価できます。



8. データ分析から改善アクションに落とし込む方法


データ分析から改善アクション

GA4で成果を出している企業には、データ分析から改善アクションへつなげる共通のプロセスがあります。

単に数値を確認して終わるのではなく、「なぜそうなっているのか」「どう変えれば成果が上がるか」という問いを持ってデータと向き合うことが重要です。


■改善の鉄則公式

流入数 × キーイベント率 = キーイベント数(成果)

成果を増やすには「訪問者数(流入数)を増やす」か「成果につながる割合(率)を上げる」しかありません。

GA4はサイト内の行動分析、すなわち「率を上げる」施策に強みを持っています。



分析の進め方:3ステップ


具体的な3ステップ

• ステップ1

課題ページを特定する|エンゲージメント率が低いページ・離脱が多いフォームを見つける


• ステップ2

セグメント・ディメンションで切り分ける|デバイス別・地域別・チャネル別・期間別に比較し、課題の原因をグループ単位で絞り込む


• ステップ3

改善施策を実行・計測する|フォームの短縮・コンテンツの更新・ページの表示速度改善などを実施し、GA4で効果を検証・評価する



■具体的な改善アクションの例

課題(データで発見)

改善アクション

流入は多いがエンゲージメント率が低い

ランディングページのファーストビュー・コピーを見直し、ユーザーの期待と内容を一致させる

フォームの直帰率が高い

入力項目数を削減・ステップ形式にするなど、UXを改善する

特定のデバイスでCVRが低い

モバイル表示の改善・ボタンサイズの変更など、デバイス別に最適化する

特定チャネルのみCVRが高い

そのチャネルへの投資・露出を増やし、成功パターンを横展開する



9. 探索レポート・カスタムレポート・Looker Studioの活用

GA4の標準レポートで満足できない場合、「探索」メニューを使うことでより詳細なデータ分析が可能になります。探索レポートは自由形式のカスタム分析ツールで、ディメンション・指標・セグメントを組み合わせて独自のレポートを作成できます。


探索レポートの主な種類


探索レポート

• 自由形式

行・列・値を自由に組み合わせてカスタムレポートを作成できる。指標と数値を縦横のタブで整理してやすく分析できるため、担当者が最もよく使う探索レポートです。


• 経路データ探索(エクスプローラ)

あるページを閲覧した後、次にどのページへ遷移したかを可視化。問い合わせをした顧客が直前に閲覧していたページ(決定打となったページ)を特定するのに有効。


•ファネルデータ探索

コンバージョンまでの一連の条件(ステップ)を定義し、各段階の通過率・離脱率を集計して評価する。5つ以上のステップを設定することも可能。


•コホートデータ探索

同じ期間に新規獲得したユーザーグループ(コホート)のその後の行動を追跡し、リテンション率・収益への貢献を評価する。ライフサイクル分析に大切な手法。


• セグメントの重複

複数のセグメントグループが重複しているユーザー数をカウントし、顧客の行動パターンを分析する。

💡 活用例

「問い合わせをしたユーザーが、直前に閲覧していた詳細ページはどれか」を経路データ探索(エクスプローラ)で調べ、そのページのコンテンツを強化・露出を増やすことで成果率の向上が期待できます。


カスタムレポートとテンプレートの活用

GA4では、よく使うレポートの組み合わせをカスタマイズして保存する「カスタムレポート」機能があります。

また、Googleが用意したテンプレートをベースにレポートを作成することもでき、担当者が毎回同じ操作をしなくて済むよう環境を整えることができます。

定期的な運用レポートはカスタムレポートとして保存し、チームや支援先のビジネス担当者と共有する形にすると業務効率が大幅に向上します。


Looker Studio(旧データポータル)との統合


ルッカースタジオについて

社内外への定期レポート配信や、複数の指標を一目で把握できるダッシュボード制作には、Googleが提供する無料のBIツール「Looker Studio」との統合がおすすめです。


GA4のデータをLooker Studioに接続することで、グラフ・表・画像などを組み合わせた見やすいレポートを自動的に作成・配信できます。


Looker Studioでは、GA4以外のデータソース(Google広告・サーチコンソール・スプレッドシートなど)とのクロス集計も行えるため、マーケティング活動全体のパフォーマンスを1つのレポートで俯瞰できます。

社内の営業・制作・マーケティングなど複数の担当者がデータを共有・活用する環境を整えるうえで非常に便利なプラットフォームです。



10. まとめ:GA4で成果を出す企業になるために


GA4を解読する3つの視点

GA4を「とりあえず入れただけ」「レポートを眺めるだけ」で終わらせてしまっている企業は少なくありません。データを改善アクションに落とし込み、ウェブサイトのパフォーマンスとマーケティング施策の結果を継続的に評価・更新している企業はごく一部というのが実態です。

GA4の本当の価値は、アナリティクスツールとしての機能を「データを成果に変える力」とセットで使うことで初めて引き出されます。以下の5ステップを実践することが、GA4活用の出発点です。

成果を出すGA4活用の5ステップ

•       事業目標に基づいたKPI・コンバージョンの定義と設定

•       内部トラフィック除外・データ保持期間など正しい初期設定と環境構成

•       レポートを定期的に確認し、チャネル・指標・ページ別に課題を特定

•       サーチコンソール・Google広告などと連携し、データを一元管理

•       改善施策を実行し、GA4で結果を計測・評価・更新するサイクルを回す


GA4はウェブサイトのパフォーマンスを可視化し、マーケティングと運用の意思決定を支援する強力なツールです。

ぜひこの記事を参考に、「入れただけ」の状態から脱却し、データを成果に変える仕組みを構築してください。



よくある質問(FAQ)


Q. GA4のログイン方法・始め方を教えてください

GA4はGoogleアカウントでログインして利用します。Googleアカウントにログイン後、Google Analytics(analytics.google.com)にアクセスし、「測定を開始」から新規プロパティを作成します。ストリームを追加してトラッキングタグを自分のウェブサイトに設置すれば、データの収集が開始されます。

初めて設定する場合は30分程度で基本的な環境構成が完了します。


Q. GA4はECサイト・BtoBサイト以外でも使えますか?

はい、GA4はECサイト・BtoBのサービスサイト以外にも、メディアサイト・採用情報サイト・動画コンテンツを配信するサイト・個人ブログなど、あらゆるウェブサイトで利用できます。

サイトの種類やビジネスのニーズに合わせてキーイベントや指標を選び方・分け方を変えることで、どのような業種・規模の会社にも適用できます。


Q. GA4のデータが空白になっている・正しく表示されない場合の対処法は?

データが空白になっている場合、主に下記の原因が該当することが多いです。

①トラッキングタグが正しくウェブサイトに設置されていない

②フィルタ・セグメントの条件が厳しすぎてデータが絞られている

③データ保持期間が短く、過去データが消えている

④ページのURLに空白や特殊文字が含まれており正しく計測されていない


——の4つが代表的な問題です。

設定を見直し、リアルタイムレポートでデータが入っているかをチェックすることで問題を解決できることが多いです。


Q. GA4の勉強方法・学習におすすめのリソースは?

GA4の知識を高めるためには、Googleが提供する公式のオンラインコース(Google Skillshop)やサポートドキュメントの利用がおすすめです。

また、実際にウェブサイトのデータを見ながら操作を行うことが、最も効果的な学習方法です。社内でのサポートが難しい場合は、GA4活用支援の専門家への相談やセミナーへの参加も選択肢のひとつです。

本記事のような関連ガイドを継続的にご覧いただくことも、GA4の活用レベルを上げる近道となります。


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